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パーソナルトレーナーになるための資格は最短一か月で取得可能!?人気の3資格を徹底比較!

「今までは選手として活躍していたけど、これからはパーソナルトレーナーとして選手を支える側になりたい」
そのように考えてパーソナルトレーナーを志す人はかなり多いです。
そのために何か勉強を始めたい!と思う人もいるかもしれませんが、いったい何の勉強をすればいいのかもわかりませんよね。
実はパーソナルトレーナーの人は、ほとんどの人が三つの資格のうち一つ以上の資格を持って活動しています。なので、まずは資格取得を目指すのがよいでしょう。
その資格の中で、特に有名な三つの資格を具体的に解説します。
最短で一か月で取得できる資格もありますので、ぜひ参考にしてパーソナルトレーナーとしての一歩を踏み出しましょう!

パーソナルトレーナーを名乗るのに資格は必要ない

実はパーソナルトレーナーを名乗ることに資格は必要ありません。というのもパーソナルトレーナーの資格は民間資格なので、特に資格がないと働けないという職業ではありません。「今から私はパーソナルトレーナーです」と言ってしまえば、その時点でパーソナルトレーナーになることができます!
……ですが、そんな名ばかりのパーソナルトレーナーになりたいとは思いませんよね。
個人で店を開くのであれば資格はいりませんが、それで多くのお客さんが来るとは考えづらいです。それに、パーソナルトレーナーを募集しているところは基本的に何らかの資格を持っている人を募集しています。
きちんと働いて稼ぎたいという人は、資格を取得する必要があるでしょう。

取得しておいて間違いないのは3資格

パーソナルトレーナーとして会社に勤めようと思っているならば、まずは資格を取得する必要があります。
パーソナルトレーナーになるための資格として特に有名なものは、次の三つです。

  • NESTA-PFT
  • JATA-ATI
  • NSCA-CPT

ハイフンの前がその認定試験を行っている団体名、ハイフンの後が資格名です。
それぞれ受験資格や資格内容が異なっているので、自分に必要なものを取得しましょう。
以下に詳しく解説していきます。

NESTA-PFT

費用 72,500円~
取得までの期間 最短一か月
独学受験 基本不可能
合格率 50~60%

 

NESTA-PFTはアメリカに本部を置くNESTAという団体が執り行っているパーソナルトレーナーとしての資格試験です。現在では世界各地でこの資格を持っている人が活動しており、国際的に認められている資格になります。
NESTA-PFTは特にクライアントのニーズに応えられる指導ができるということを証明する資格で、プロフェッショナルを育成することを目的としています。
身体に関する専門的知識や実践的技術を学ぶことができるので、日本のパーソナルトレーニング業界でもこの資格を必須としているところは多いです。

受験資格

NESTA-PFTは受験資格が細かく設定されています。
その受験資格は以下の通りです。

  • NESTA JAPAN(あるいは医学映像教育センター)にてテキストを購入済みである
  • CPR・AEDの技能に関して定期的なトレーニングを積んでいる(資格認定を受けていることが望ましい)
    日本国籍または、日本での就労可能な在留資格を有する者
  • 満18歳以上で、高等学校卒業以上の者、高等学校卒業程度認定試験合格者、またはNESTAが認定する教育カリキュラム修了者
  • 次の①~④のうち、1つ以上の項目に該当する
    ① 1年以上のパーソナルトレーナー・インストラクターなどの実務経験がある
    ② 1年以上の運動部指導、フィットネス企業勤務経験がある
    ③ 体育系または、医療系の大学・専門学校を卒業している
    ④ NESTAの認定する養成講座、養成コースを受講済みである

簡単に要約すると、テキストの購入と高卒資格は必須で、さらにトレーナー経験を積んでいない場合は養成講座に通う必要があるということです。
トレーナー経験がある人は誰でもテキストを買えば受験可能なので、非常に取得しやすい資格と言えるでしょう。トレーナー経験がなくとも一か月程度の講座なので、あまり負担にはなりません。完全に独学で学ぶよりも効率よく学習は進めることができるでしょう。

養成コースとは

トレーナー経験がない人が学ぶ養成コースとは、以下のような内容になっています。

  • ゼミコース 16時間か32時間の養成講座を受講する。
  • WEBコース E-mailから配信されるテキストによるオンライン形式のコース

基本的にどちらのコースを選んだとしても内容的にはあまり差はありません。
リアルタイムで直接教えてもらった方が疑問点もすぐに解消できるしちょうどいいという人もいれば、一人で黙々すすめられる方が性に合っているという人もいます。自分に合った学習方法で勉強を進めるとよいでしょう。
また、養成コースを受講せずに受験するコースのことをダイレクトコースと言います。
トレーナー経験のある人やその他要件に適した人はダイレクトコースでの受験が可能です。当然、不安な方は養成コースを受講することも可能です。

かかる費用

資格取得にかかる費用はコースによって変わります。
養成コースを必要としないダイレクトコース、養成コースの中でもゼミかウェブかでも差が出ますので、次の表を参考にしてください。

ダイレクトコース 72,500円
ゼミコース 168,500
ウェブコース 107,500円

こうしてみるとゼミコースは金額が高めですが、直接教えてもらえる分、合格率は95%と非常に高い数値になっています。全体の合格率が50~60%と考えればかなり高いことがわかるでしょう。
ダイレクトコースにすれば料金はかなり抑える事はできますが、専門知識の学習になるので合格率は低いようです。もし失敗すれば再受験の手間がかかることを考えれば、ウェブコースでも養成コースを受講した方がよいでしょう。

一か月で取得可能!

NESTA-PFTは東京では一か月おきに試験が開催されます。
養成コースも時間数がそれほど多くないので、頑張れば一か月で資格取得は可能です。
トレーナー経験があって試験も独学で十分という人であれば、安い価格・短い期間で資格取得ができるので、非常にコスパの良い資格と言えるでしょう。
この資格はパーソナルトレーナーとしての登竜門的位置づけの資格になっています。
受験条件もそれほど厳しくないので、初心者の人も経験者も迷ったらこの資格を取っておけば間違いないでしょう。

JATI-ATI

費用 155,400円~
取得までの期間 6か月
独学受験 不可能
合格率 90%

JATI-ATIは日本が主催するパーソナルトレーナーとしての認定資格です。
JATI(日本トレーニング指導協会)が実施している資格で、特に日本人の体つきや運動方法に適応した指導ができることを証明できます。
世界的に認められる資格は先ほどのNESTA-PFTですが、国内においてはこのJATA-ATIが最も有名なものになっています。パーソナルトレーニングジムに就職を考えている場合はNESTA-PFT同様有利に働くので、ぜひ確認しておきましょう。

受験資格

JATI-ATIを受験する要件は、他の試験に比べて少し厳しくなっています。
第一に受験するためには次の要件をクリアしておく必要があります。

  • JATIに入会している正会員である
  • 養成講習会を受講し、自己学習課題(ワークシート)の提出を終えている

つまりJATIの会員になったうえでその養成講習会を受講する必要があります。
トレーナー経験のある人は受講が免除されますが、そうでない人は必ず受ける必要があります。そしてその養成講習会を受ける条件が以下の通りです。

  • 4年制大学卒業者(卒業見込みを含む)
  • 短期大学及び専門学校(専修学校専門課程 2年制以上)卒業者(卒業見込みを含む)
  • 国もしくは都道府県が設置した職業能力開発短期大学校もしくは職業能力開発大学校の専門課程、又は職業能力開発総合大学校の特定専門課程を修了した者(修了見込みを含む)
  • 防衛大学校、海上保安大学校、気象大学校など各省大学校を修了した者(修了見込みを含む)
    高等学校を卒業し、3年以上の運動指導に従事した経験のある者
  • 当該年度の奨学生に選定された者

NESTA-PFTとは違って、高卒ではこの資格が受けられません。大学や専門学校を卒業しておく必要があるので、少し条件が厳しい資格と言えるでしょう。

かかる費用

JATA-ATIを受験するのに必要な費用は155,400円です。
トレーナー経験のない場合は養成講習会を受けることが必須なうえ、教材費もかかってきます。そのため、ほとんどのひとはこの費用がそのまま掛かるでしょう。
独学で学習できるNESTA-PFTに比べると少々高額かもしれませんが、すべての講座を半年間かけて学習できるうえに講習会費用もついていることを考えればお得だという人もいるようです。
また、この試験の合格率は90%とされていますが、トレーナー経験がある人が独学で学習している場合の合格率は50%と言われています。つまり養成講習会を受けて試験を受けている人の合格率はもう少し高いはずなので、95%ほどは合格できると言えるでしょう。
時間とお金はかかりますが、確実に合格して資格を得たいならばこのJATA-ATIを取得するのがよいでしょう。

独学はできない

JATA-ATIは養成講習会に参加する必要があるので、独学では学習できません。
新型コロナウイルスが蔓延する前まではオンラインでも実施されていなかったので、直接現地に通う必要があります。NESTA-PFTと比べると少しお堅い資格だと言えるかもしれませんね。
ただし日本人にあった指導ができることや現状のパーソナルジムがこの資格を持っている人を募集していることが多いことを考えれば、取得して損はありません。
試験は年三回と限られていますので、学習を始めたい人はどのくらいの期間で学習すればよいか、養成講習会の日程はどうか確認してから始めましょう。

NSCA-CPT

費用 45,200円~
取得までの期間 最短一か月
独学受験 可能
合格率 75%

NSCA-CPTはアメリカが本拠地のNSCA(全米ストレングス&コンディショニング協会)が発行するパーソナルトレーナー向けの資格です。CPTとは認定パーソナルトレーナーの略称で、NESTA-PFT同様世界中で活躍する人が多い資格です。
NSCA-CPTはアスリートに向けた資格ではなく、老若男女誰にでも健康や体力に関しての指導ができるようにするための資格です。様々な年齢や性別の人に指導することを目的としている場合はこの資格を取るとよいでしょう。

受験資格

NSCA-CPTの受験資格はそれほど厳しくありませんが、以下のように規定されています。

  • 出願時に、満18歳以上で、高等学校卒業以上の者または高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)合格者。
  • 出願時に、高等学校の卒業証明書、または学校教育法が定める4年制大学、短期大学もしくは専修学校の卒業証明書もしくは在学証明書、または高等学校卒業程度認定試験もしくは大学入学資格検定の合格証明書、または学位取得を証明する書類(学位授与証明書、修了証明書など)が必要。
  • 出願時および受験時に、NSCAジャパンの会員(正会員、学生会員、英文会員)であること。
  • 出願時に有効なCPRおよびAEDの認定を保持していること
  • 出願時に有効なCPRおよびAEDの認定を保持していない場合は、受験日の1年後までに、有効なCPRおよびAEDの認定証のコピーを提出すること。

基本的に高卒資格があれば受験可能です。JATA-ATIに比べると受験しやすい試験と言えるでしょう。
またここでいうCPRやAEDの認定とは、実技演習と実技評価があることを前提とされています。現在は新型コロナウイルスの影響でオンラインでの講習でも受験ができるようになっていますが、きちんと確認してみてください。

かかる費用

NSCA-CPTを受験するのにかかる費用は45,200円です。これは対策講座を受験する必要がなく、受験費用だけで済むからです。他の試験に比べて非常に割安となっているのが分かるでしょう。とにかく費用を抑えて資格取得をしたい場合はこのNSCA-CPTがおすすめです。
ただ、対策講座に通った方が合格は確実です。年間の合格率は75%とそれほど低くはありませんが、年によっては50%程度に落ち込むこともあります。自信がない人やできれば丁寧な学習をしたいという人は、お金がかかっても対策講座に通った方が良いでしょう。
また、この資格試験は日程を自分で選ぶことができます。時間にあまりゆとりがない人でも受験できますので、定期的な勉強時間を取ることが難しい人はぜひ学習してみてはいかがでしょうか。

独学も可能

NSCA-CPTは前述のとおり独学で学習することも可能です。
受験する時期も選べるので、一か月程度で取得することもできます。割安なうえに短期間で資格取得ができるので、できるだけ早く現地で働きたいという人はこの資格を取得するとよいでしょう。
対策講座に関しては、公式が出している者ではありませんが、オンラインで講義を行ってくれるところもあります。料金は割高になる代わりに合格率を上げることができます。どちらがよいか自分で判断して資格取得に励みましょう。

他にも資格の数は多い

パーソナルトレーナーの資格として特に有名な三種類を以上に紹介しましたが、実はこれら以外にも資格はたくさんあります。

  • JHCA-FC
  • NASM-PES
  • 日本体育施設協会トレーニング指導士
  • 日本体育協会AT

これらもパーソナルジムで働くのに必要とされている要件の一部という可能性もあります。
そして、このほかにも理学療法士や鍼灸師といった国家資格を取得している人もいます。
国家資格を持っている人は特に重宝されるので、興味がある人は調べてみてはいかがでしょうか。
しかし、基本的には上記の三種類の資格を持っておけば問題ありません。どれかを必須要件にしているジムがほとんどです。できるだけ早くパーソナルトレーナーになりたいという人は、三種類の中から選んで資格取得するようにしましょう。

どの資格を取ればいいか悩んだときは求人を確認しよう!

それでもどの資格を取得すればよいのかわからないという人がほとんどだと思います。
将来的に老若男女誰にでも教えたいという人や、アスリートに絞って教えたいということが決まっていればそれに合った資格を取得すればよいですが、始める前から決めている人はほぼいません。
そのように悩んでいる人は自分が働きたい求人を確認して、そこでどの資格を求められているか見てみるとよいでしょう。パーソナルジムの求人では九割がたどの資格を求めているか明記していることがほとんどです。
まだ働くジムにこだわりがないという人は、受験にかかる費用や受験のしやすさ、試験内容などを比べて選ぶとよいでしょう。

パーソナルトレーナーになるためには資格を取ろう!

パーソナルトレーナーとして働くには資格取得がほぼ必須です。有名な資格三種類のうちから選んで受験するとほとんどのパーソナルジムで働くことが可能でしょう。
それぞれの資格では試験内容や受験資格、かかる費用に差がありますので、自分が何の資格を取るかしっかりと決めてから取得するようにしましょう。
資格を取得して、夢のパーソナルトレーナーとしての生活を始めてみませんか?

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